【話を聞いてくれない男性】コミュニケーションの壁と男性心理の本音

スーツが好きってだけじゃなくって、男性って“スーツがしっくりくる女性”にメロメロなんだって。普段はカジュアルな服なんですけど、たまにスーツ姿で現れたら、男性陣のハートをがっちりつかむことができるってよく聞くんです。

でもね、スタイルだけじゃなくて、しっかり仕事もこなせる女性がスーツ姿だと、もっとセクシーに映るんだって。オフィスで頼りにされるあなた、もしかして彼らの中で“セクシーな女性”になってるかも？

女友達と楽しい話をして、同じ話を彼にシェアしても、なんだか彼の反応がイマイチなことありませんか？　でも、彼がそうしているのは悪気があるわけじゃないんですよ。女性は話すときにいろんな感情や考えが入り混じって、さまざまなトピックに広がっていきますけど、男性はそんな長い話を脳が理解しきれないことがあるんです。

そんな時に話始めたら止まらない女性、あれもこれもといっぱい話をしたいのはよくわかるんですけど･･･。

まあ、女性たちは、男性とは真逆に喜びに満ちた瞬間だけでなく、辛い出来事も素直に語り合うことができる存在です。彼女たちは自分の感情を率直に表現し、その中には時折、嫌な出来事も含まれます。女性の心には、時間が穏やかな癒しをもたらす力があります。男性と違ってじっくりと話すことで、心の中のもやもやが晴れ、新しい気持ちが芽生えるのです。

一方で、男性は時に聞く耳を持たず、相手の話に耳を傾けることなく、ただ無関心な表情を見せてしまうことがあります。さらに、嫌な話題になると、その瞬間の女性の表情だけを見て、幻想的な解釈をしてしまうこともあります。会話中に気を付けることは自分だけ夢中になりすぎて相手との会話のキャッチボールができない女性にならないように。

女性はおしゃべりしながら情報を整理し、結論を導くことが得意なんです。でも、話す前に、頭の中で「何が起きたのか」を整理して、彼に伝える前にまとめましょう。最初に一番大切なことを伝えることで、スムーズにコミュニケーションが取れます。そうです、伝えたいことの要件を手短に伝える内容を考えておきましょう。

心が乱れて、自分の気持ちがまとまらない時、最初に彼に対して「今、少し頭が整理されていないんだけど、素直に話してもいい？」と伝えます。この前置きで彼も状況を理解しやすくなり、混乱した話でも彼は優しく耳を傾けてくれることでしょう。もちろん、あなたの意見を尊重する立場に立って理解してくれるようになります。

男性の思考は、シーンによって異なる空間で動いています。例えば、家を出て職場に向かう際には、仕事に集中するためにサッと切り替わります。ところが一方で、プライベートな瞬間には、仕事に関する思考が入り込む余地はほとんどなく、むしろ、仕事のことを入り込ませないように脳が働くから不思議です。

この男性の思考パターンは、女性の考え方とは異なる部分があります。女性は一つの思考空間でさまざまなシーンを同時に考えることができるため、仕事をしながらも好きな人のことを思い巡らせることができるんです。

ところが男性は仕事中、別の思考空間にいる彼女のことを考えたりはしません。彼女がメールや電話をくれてもはっきり言って面倒なくらいなのです。

またプライベートの時間に「最近仕事の調子どう？」という質問をされるのも鬱陶しい限りと言わんばかりに男性の脳は受け付けません。

だからと言って、彼女のことを大切にしていないかと言えばそうではなさそうで、逆に大切に思っているというから女性は男性の気持ちがわからなくなってしまうのかも？

女性たちは人の容姿を観察するとき、「肌が綺麗」「目が大きい」「鼻が高い」「スラリとしている」といった二次元的な要素に敏感です。これは女性脳の特性で、細かい部分を注意深く見ることが得意なんです。

一方で、男性脳はものを三次元的に捉えるのが得意で、全体のバランスや姿勢が美しいかどうかに重点を置きます。凝ったメイクやネイルよりも、全体の調和や、背筋が伸びていて姿勢が良い、場にフィットしていることを美の条件と考えます。メイクや服装、そして立ち振る舞いも、彼らにとって美の要素となります。

また、会話においても同じです。長々と話されると、その空間が占拠されている感じがして、嫌悪感が生まれることがあります。仕事の合間に恋人から電話がかかると、仕事の空間が侵されているような感覚が生まれ、逆にプライベートの時間に仕事の電話が入ると、プライベートな空間が乱れていると感じることもあります。

空間が乱されることによって生まれる嫌悪感は、男性にとって重要な要素です。お互いの時間や空間を尊重し、バランスを保ちながら関係を築くことが大切です。