
最近、政治ウォッチャーの間で「維新と国民民主が合流するのでは?」という「再編説」が再び浮上しています。
もちろん、現時点で 正式な合流の決定は一切ありません。
しかし、ここ数カ月の動きや政局の空気をたどっていくと、「噂が出やすいだけの理由がしっかり存在する」ことが見えてきます。
今回はその背景を、わかりやすく3つに整理します。
1|もともと政策の重なりが大きい
高市早苗総理誕生で、高市氏との親和性の高い国民民主党が一気に陽の当たる場所へ。
一方、小泉政権誕生を前提に連立交渉を水面下で進めていた維新の会は茫然…🤭
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だから、前原の負のパワーを甘く見過ぎw🤭 pic.twitter.com/vP7IhnxhF5— Tokyo.Tweet (@tweet_tokyo_web) October 4, 2025
維新と国民民主は、実は以前から「考え方が近い政党」と言われてきました。
両党とも
- 行政改革
- 労働政策
- 教育投資
- 財政の透明性
などで共通点が多く、国会対応でも同じ方向を向く場面が目立ちます。
政治の世界では、政策親和性が高いほど「協力 → 共闘 → 合流」の話が出やすくなります。
つまり、合流説の「土台」そのものがもともと存在していた ということ。
2|次の選挙で「選挙区調整」が避けられない可能性
次の国政選挙は、「野党の勢力図が大きく変わる可能性が高い」と言われています。
なぜなら、野党側も「どこが第2勢力を取るのか」という主導権争いの真っ最中。
そんな中で選挙区がかぶると、維新と国民が 互いに票を奪い合って共倒れ するリスクがあります。
そのため、
- 選挙区の調整
- 候補者のすみ分け
- 協力体制
といった「部分的な連携」が必要になるシナリオは十分あり得ます。
ここから自然と、
「どうせなら合流したほうが合理的では?」
という声が上がり、合流説につながっていきます。
3|2025年は“政界大再編”の年になりやすい
2025年前後は、政治的に非常に大きな転換点とされています。
- 自民党の支持率の不安定さ
- 野党同士の勢力争い
- 地方選挙からの再編の兆し
- 維新の全国進出の加速
こうした背景が重なり、
「与野党ともに再編が起きてもおかしくない」
という空気が広がっています。
特に、維新と国民民主「既存政党と一定の距離を置きながら改革を掲げる」という立ち位置が似ており、大再編の渦に入りやすい存在。
そのため、「合流が起きるならこの2党が軸になるのでは?」と見られやすい状況があります。
結論
維新と国民民主の「合流」は、現時点で 確定情報はゼロ。
ただし、
- 政策の相性の良さ
- 次の選挙での協力の必然性
- 2025年の大再編モード
こうした条件がそろっており、噂が出るだけの理由は十分に存在します。
今後の国会対応や選挙戦略次第で、「部分連携 → 共闘 → 合流」のどこまで踏み込むかは変わる可能性があります。
2025年は政局が大きく動く年になりそうです。
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