
佐々木朗希のWBC出場可否が、早くも大きな議論を呼んでいます。
最も重要なのは、やはり「球団・ドジャーズの判断」。
侍ジャパンとしては、世界トップクラスの投手である佐々木は「絶対に必要な戦力」。
しかしドジャーズはこれまで
- 登板間隔の徹底管理
- 過負荷の回避
- コンディション最優先
という慎重な育成方針を貫いてきました。
さらに昨季は離脱も重なり、球団としては「無理をさせない」姿勢をより強めている状況です。
WBCのような「短期決戦&連投もありえる高負荷の大会」に現段階で佐々木を出すべきか。
この判断が注目されています。
大谷翔平・山本由伸はどう見ている?
ロバーツ監督「日本のために彼らが決断」…WBC出場に言及…選手の意思尊重 大谷翔平は前回11月17日出場表明(サンケイスポーツ)-Yahoo!ニュース https://t.co/0s4Qicu9H8
ドジャースに所属する大谷翔平投手(31)、山本由伸投手(27)、佐々木朗希投手(24)らに言及した。 pic.twitter.com/mTD7AjxGa0
— のもとけ (@gnomotoke) November 19, 2025
ドジャーズには、日本のエースでありWBC経験者でもある大谷翔平と山本由伸が揃っています。
2人ともWBCの価値を誰より理解している一方で、「怪我のリスク」があることも熟知しています。
●大谷翔平の立場
大谷は選手として、佐々木朗希の才能を高く評価しており「世界で投げる姿を見たい」と考えている可能性は高いです。
しかし同時に、「無理をして将来を失うべきではない」という想いも強いタイプ。
MLBでの経験から、「球団の育成方針の重要性」を理解しているため精神的にはどちらの立場も理解できる複雑な心境になりやすい状況です。
●山本由伸の視点
山本もWBCのマウンドを経験しており、短期決戦の負荷をよく知っています。
特に自身もMLB移籍後のシーズンで、コンディション管理の重要性を痛感した選手。
「出てほしいけど無理はさせたくない」
この「選手視点のリアルな葛藤」は間違いなくあるはずです。
SNSでは「出てほしい派」と「無理すべきではない派」が拮抗

微妙な位置にいますね。
MLBの本番で頑張ってほしいのも
ありますよね。
ドジャース、山本由伸と佐々木朗希のWBC出場に慎重な態度も 地元紙が考察 #山本由伸 #佐々木朗希 https://t.co/Xq5qaofA3R pic.twitter.com/AHJHaeY26A
— 日刊スポーツ西部本社(九州・山口) (@SNikkansports) November 29, 2025
SNSでは、佐々木朗希のWBC出場について議論が割れています。
●出てほしい派
- 世界で投げる姿を見たい
- 大谷・山本とのトリオは夢
- 今大会の最大の目玉になる
侍ジャパンファンは期待感MAX。
●慎重派・反対派
- MLB1年目で無理をさせるのは反対
- 球団が絶対OKしない
- まずは1年間ローテを守ることが最優先
こちらもかなり多く、「無理は禁物」という意見が目立っています。
結論|出たい気持ちはあっても“球団判断がすべて”
現時点での結論は明確です。
佐々木朗希本人は侍ジャパン入りを望んでいる可能性は高い。
しかし最終判断は100%ドジャーズ。
- 慎重なコンディション管理方針
- 昨季の離脱
- MLBの長期視点
これらを踏まえると、WBC参加へのハードルは決して低くありません。
ただし、球団の判断次第で「特定の条件付き参加」や「球数制限での出場」が浮上する可能性もゼロではないため、今後の展開にも注目が集まります。
2025年は佐々木朗希にとって「キャリアの分岐点」。
WBCの判断は、その重要な「最初の決断」となりそうです。
MLBの日本人選手たちの思考が変わってきています。


