
俳優として幅広く活躍している岡田准一さん。
その演技の裏には、長年続けてきた本格的な格闘技トレーニングがあります。
映画やドラマで見せる「しなやかな動き」や「説得力のあるアクション」は、決して偶然ではありません。
岡田准一さんがどのような格闘技を学び、どんな姿勢で取り組んできたのかを知ると、作品の見え方が少し変わってくるはずです。
今回は、岡田准一さんの格闘技への向き合い方や、実際に身につけた技術について、やさしくまとめてみました。
岡田准一が本格的に格闘技を学び始めた理由
岡田准一さんが格闘技に興味を持つようになったきっかけは、ドラマ『SP』(フジテレビ系)への出演だったと自身の著書『オカダのはなし』(マガジンハウス刊)で明かしています。
アクションの質を高めたいという思いから、本格的に武術の世界へと惹かれていったそうです。
作品ごとに表現の幅を広げるため、「自分の身体でどこまで表現できるのか」を追い求めながら、20代の頃から熱心に格闘技を学び続けてきた岡田さん。
その姿勢は役づくりを超え、まるで「生涯を通じての学び」のような真摯さを感じさせます。
学んでいる格闘技① フィリピン武術(カリ/エスクリマ/アーニス)
岡田准一さんは、世界的にも評価の高いフィリピン武術「カリ」を長年にわたって学んでいます。
その習熟度は非常に高く、インストラクター資格を取得するほどの本格派です。
カリでは、
- 棒(スティック)を使った技
- 刃物を想定した動き
- 素手による打撃や関節技
といった、多彩な技術を総合的に身につけていきます。
「カリ」という言葉は、
カモット(体・手)+リホック(動き)
を表し、「体と手の連動した動き」を意味する連語です。
つまり「フィリピンの武術」として体系化されたもので、実戦性の高さから各国の特殊部隊でも採用されているほど。
学んでいる格闘技② 修斗

資格保持者ですね。
急にレスリング?なぜ?と
知らない方も多いので一応、
僕は修斗のシューターという資格を持っていまして、
修斗は総合格闘技なのでレスリングも入ります、
ちなみに得意な順番にならべると
カリシラット、修斗、ジークンドー、剣術、ブラジリアン柔術になります。— 岡田准一 / AISTON (@J_OKADA_AISTON) March 6, 2024
修斗は、初代タイガーマスクとして知られる佐山聡氏が1984年に立ち上げた、日本発の総合格闘技(MMA)です。
打撃・投げ・関節技を途切れなくつなぐ、流れるような試合展開が特徴です。
また、「闘いを通して心身を磨く」という思想を大切にしており、技術だけでなく人格の成長も重んじる独自の理念があります。
学んでいる格闘技③ ジークンドー

岡田准一のジークンドー
が賞賛されてますね。
#どうする家康
柔道・空手・居合道等の有段者、藤岡弘、が演じる父・織田信秀。
ジークンドー等のインストラクター資格を持つ岡田准一が演じる息子・織田信長。
恐るべき親子よ。 pic.twitter.com/69mw1aUi1R— Saitoh Masaya (@MS3110) January 15, 2023
岡田准一さんは、ブルース・リーが追求した武術「截拳道(ジークンドー)」の師範免許を持つ、国内でも数少ない俳優です。
これは、単に技術を習ったというレベルではなく、「人に教えられるほど体系的に理解している」という証明。
武術の本質や身体の使い方を、感覚ではなく理論として掴んでいるということでもあります。
学んでいる格闘技④ 剣術

岡田准一の心。
蜩ノ記
殿様の側室と不倫して10年後切腹を命じられた役所広司
見張り役に命じられた岡田准一
一緒に暮らしていくうちに藩を揺るがす秘密が明らかになっていく謎解き要素がいい感じに散りばめられて面白かった
オススメ pic.twitter.com/OzbxDAS1uH— じゃっく。 (@yoshi_happyJacK) November 5, 2023
岡田准一さんは、『蜩ノ記』の役作りをきっかけに、天真正伝香取神道流へ正式に入門し、居合の稽古を続けています。
彼の剣術に向き合う姿勢には、「技を身につける前に、心を整える」という静かな覚悟がにじんでいます。
自分の体の使い方を丁寧に見つめ、無理をせず、少しずつ磨いていくこと。
その積み重ねこそが、剣への礼であると知っている。
役者としての技術を高める手段でありながら、同時に、自分の軸を育てる時間でもあるのです。
学んでいる格闘技⑤ ブラジリアン柔術

岡田准一の哲学を学ぶ。
【📺今夜23時】『情熱大陸』2週連続
岡田准一に7か月密着❗「無理しないと満足できない」過剰な44歳の今に迫る
📹"1人3役"の大仕事、ブラジリアン柔術、
「ひらパー」園長の仕事にも迫るhttps://t.co/kcVq52TZ1s#情熱大陸 pic.twitter.com/Q5XelCB5aw
— オリコンニュース (@oricon) March 2, 2025
都内の道場で白い柔術着に袖を通すと、岡田准一さんは静かに汗を流し始める。
「週6が基本ですね」と語るその言葉には、無理をしている気配よりも、「続けることが当たり前」という落ち着いた自然さがある。
通い続けて6年。
その積み重ねの先に、黒帯の取得があった。
「俳優って、日々の生き方がそのまま演技に出るんです」
岡田准一は「一華開五葉」を知る
禅語で、「一つの花が開き、五つの葉が出る」という意味。
“たった一つの真理や修行を極めることで、そこから五つの新しい成果が生まれる”という、「極めれば広がる」「本質を追求すれば道は自然と拓ける」という教えです。
岡田准一さんは、
「黒帯を5つ取ることで、そこから自然に新しい道がひらけていく」
そんな哲学を大切にしているんです。
生きる哲学を持ったMLB投手がいる。
まとめ
岡田准一さんは、俳優としての表現を広げるために、長い時間をかけて格闘技を学び続けてきました。
- フィリピン武術
- 修斗
- ジークンドー
- 剣術
- ブラジリアン柔術
これらを丁寧に積み重ねてきたことで、映画やドラマのアクションにも自然な説得力が生まれています。
格闘技は、彼の演技を支える大切な要素のひとつ。
これからの作品でも、その積み重ねが生かされた動きを見る機会が増えていきそうです。



