
はじめに
「体育会系は営業職に向いている」
就活をしていると、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。
実際に就活サイトや企業説明会でも、
- 体育会系は営業向き
- スポーツ経験者は営業で活躍できる
- 体育会系を積極採用している
といった話を聞くことがあります。
しかし、
「なぜ営業職に向いているの?」
「本当に営業しかないの?」
と疑問に感じる人もいるでしょう。
今回は体育会系が営業職に向いていると言われる理由について解説します。
現在まで220記事以上を執筆し、体育会系学生向けの情報を発信しています。
体育会系=営業職ではない
最初に伝えたいことがあります。
それは、
体育会系だから営業職しかないわけではありません。
営業以外にも、
- 人事
- 公務員
- インフラ
- 施工管理
- 電気設備
- メーカー
- 起業
など活躍できる仕事はたくさんあります。
ただし、その中でも営業職との相性が良いと言われる理由があります。
理由① 継続力がある
営業は結果がすぐに出る仕事ではありません。
何度も訪問し、
何度も断られ、
それでも行動を続ける必要があります。
これは部活によく似ています。
例えば、
毎日の練習を積み重ね、
試合で結果を出す。
そんな経験をしてきた体育会系は、
地道な努力を継続する力があります。
理由② 人との関わりに慣れている
部活では、一般社会の人間関係と同じような縮図になってます。
- 監督
- コーチ
- 先輩
- 後輩
- チームメイト
多くの人と関わります。
営業も同じです。
お客様との信頼関係を作ることが大切になります。
人と接することに抵抗が少ない人は営業でも強みを発揮できます。
理由③ 失敗から立ち直る力がある
営業では断られることがあります。
むしろ断られる方が普通です。
そのたびに落ち込んでいては続きません。
部活でも、
- レギュラージャージが貰えない
- 自分のミスで試合に負けた
- ルールのミスをした
そんな経験があると思います。
失敗を受け入れて次に向かう力は営業でも大きな武器になります。
理由④ 明るい挨拶や礼儀が身についている
企業が体育会系を特に評価する理由の一つです。
私自身も社会人になってから感じました。
営業の知識がなくても、
- 挨拶
- 返事
- 礼儀
がしっかりできるだけで印象は大きく変わります。
営業時代に部活を武器に
実は私も最初に入社した会社で営業職を経験しました。
しかし、
営業の方法など全く教わっていませんでした。
スーパーのバイヤーや商店街の社長さんへ
いきなり営業に行くことになり、
A4サイズのパンフレットを営業カバンに入れて・・・。
何を話していいのかも分からず苦しい営業でした。
今思うと、
営業スキルはほとんどなく、何度も挨拶するばかり。
それでも多少なりとも売上を作れていた理由があります。
それは、
ラグビー部で身についた
- 大きな声で挨拶する
- 明るく接する
- 笑顔で対応する
- 相手の目に集中
という習慣でした。
営業の技術は後から学べます。
しかし人としての基本は一朝一夕では身につきません。
部活で培った人間力は営業の現場でも役立ったと感じています。

大谷翔平選手が大切にしていること
この記事を書くにあたり、私は何冊もの大谷翔平選手の本を読み返しました。
そして、
「今、就活で悩んでいる人に響く言葉はどこにあるだろう?」
そんなことを考えながら付箋を貼っていきました。
すると、あることに気づきました。
大谷翔平選手について語られる時、
- 礼儀が素晴らしい
- 挨拶を大切にしている
- ゴミ拾いをしている
- 部屋掃除を徹底している
といった話がよく紹介されます。
もちろん、それらは素晴らしいことです。
実際に高校時代のマンダラチャートにも、
- あいさつ
- ゴミ拾い
- 部屋掃除
といった項目が記されています。
しかし、
「礼儀正しくしましょう」
「挨拶を頑張りましょう」
という言葉だけで、今の就活生の心に本当に響くだろうか。
私は少し疑問に感じました。
そこで見つけたのが、『大谷翔平 夢をつかむ向上力101の秘密』に掲載されていた、2023年WBCで共に戦った今永昇太選手のコメントでした。
今永選手は大谷選手について、
「野球に対して雑なところが一切ないんです。試合後は必ずウェイトをやってコンディションを整え、食生活も含め規則正しく日々を過ごしている。あのレベルの選手がそれをやっているところは本当に参考になりましたね」
と語っています。
私はこの言葉に、大谷翔平選手の本当の凄さがあるように思いました。
それは単なる礼儀や挨拶だけではありません。
徹底した自己管理と準備力です。
世界最高峰の舞台で活躍している選手が、
才能だけに頼らず、
毎日の食事やトレーニング、
睡眠やコンディション管理まで徹底している。
だからこそ結果を出し続けられるのです。
就活も同じではないでしょうか。
面接当日だけ頑張るのではなく、
- 自己分析をする
- 業界研究をする
- 企業研究をする
- 面接練習をする
そうした地道な準備の積み重ねが結果につながります。
体育会系の学生には、この大谷選手の姿勢から学べることがたくさんあります。
派手な才能ではなく、
毎日を雑にせず積み重ねること。
それこそが、大谷翔平選手が私たちに教えてくれている本当のメッセージなのかもしれません。
営業職に向いている体育会系の特徴
次のような人は営業職との相性が良いかもしれません。
- 人と話すことが好き
- 負けず嫌い
- 行動力がある
- 目標を追いかけるのが好き
- チームで成果を出すのが好き
反対に、
人と話すことが極端に苦手な場合は他の職種も検討してみると良いでしょう。
体育会系は営業職を恐れなくていい
営業と聞くと、
- ノルマが厳しそう
- 大変そう
- 自分に向いているか不安
そんなイメージを持つ人もいるかもしれません。
しかし営業職は、単に商品を売る仕事ではありません。
社会人として必要な、
- コミュニケーション力
- 課題解決力
- 信頼関係を築く力
を身につけられる仕事でもあります。
実際に営業経験を経て、
- 人事
- マーケティング
- 管理職
- 独立
など、さまざまなキャリアへ進む人も少なくありません。
私のラグビー部の先輩に、有名商社へ入社した人がいます。
その先輩が営業という仕事について、こんな話をしてくれました。
「大学では理系と文系に分かれる。理系の人たちは素晴らしい技術や商品を作る。しかし、その技術をそのままお客様に説明しても難しすぎて伝わらないことがある。」
そこで必要になるのが営業職だというのです。
営業は、商品の専門知識をただ説明するのではありません。
お客様の立場に立ち、
「この商品がどんな役に立つのか」
「どんな悩みを解決できるのか」
を分かりやすく伝える役割があります。
つまり営業とは、
人と人をつなぐ仕事。
だからこそ、
チームスポーツで仲間とコミュニケーションを取りながら努力してきた体育会系の学生は、その強みを活かしやすいのです。
営業は決して「売り込む仕事」だけではありません。
相手に寄り添い、信頼関係を築きながら価値を伝える仕事なのです。
まとめ
体育会系が営業職に向いていると言われる理由は、
- 継続力
- 協調性
- 礼儀
- 行動力
- 失敗から立ち直る力
を持っているからです。
ただし、
体育会系だから営業しかないわけではありません。
大切なのは、
自分の強みを理解した上で仕事を選ぶことです。
部活で培った経験は、あなたが思っている以上に社会で評価されます。
まずは自分の強みを整理し、自分に合った仕事を探してみましょう。
私自身、部活で目立った実績はありませんでした。
しかし就活エージェントに相談したことで、自分では気付かなかった強みを言語化してもらい内定につながりました。
この記事が同じように悩む体育会系学生の参考になれば幸いです。
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